ここまでの私の考え

  • 屋外でsocial distanceを保つならコロナウイルス感染は起こらない*
  • 屋外での活動に限るならマスク着用は不要 
  • すなわち屋外でラン・バイクの際のバフ・マスクは不要
  • エチケット・マナーという言葉は同調圧力を含んでいる
  • 科学的でないガイドラインは誤ったメッセージが社会に浸透するため、偏見を助長することになる
  • バスクランでは「ランナーの飛沫は感染リスク」という固定観念は覆せない

前回、前々回にその根拠を詳しく述べています。

*に関しては現在状況証拠しかなく確定とは言えません。

否定される材料が揃えば撤回します。

緊急事態宣言の解除(39県)とバスクラン

緊急事態宣言が解除された県のみなさん、良かったですね。

私の住んでいる大阪含め、北海道、東京、埼玉、千葉、神奈川、京都、兵庫にお住まいの方はもう少しのがんばりです。

確実に感染者数は減っているのであと1週間ほどで順次緊急事態宣言が解除されてくるのではと考えています。

じゃあ、バスクランいつまでやりますか。

一つだけ忠告しておきます。

バスクランをあなたにすすめた人や組織は「もうバスクランやめていいですよ」なんて言ってくれません。

なぜなら、「根拠なく始まったものは、終わる時期にも根拠がない」からです。

まだ屋外ですれ違う人の心の中にはランナーは感染のリスクという偏見があります。

感染者がかなり減ったとしても、今後、0になるのは難しいかもしれません。

日本の感染者が0になったとしても海外に感染者がいる限り、人のglobalな移動が再開すると流行再燃は避けられません。

話題のアビガン、レムデシビルはワクチンではなく治療薬です。

感染予防目的には使われないでしょう。

マナーだから、エチケットだから、と言ってその偏見におびえながらバスクランをこのまま続けるのも選択肢の一つと思います。

私はこの偏見をなくすための活動として、この記事を書いています。

新型コロナウイルスの3つの顔

3/26に日本赤十字社から以下のような提言がなされています。

最近行った勤務先の病院の机においてありました。

3/26にもうすでにこのようなことが起こることがわかっていたわけです。

新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!~負のスパイラルを断ち切るために~

http://www.jrc.or.p/activity/saigai/news/pdf/211841aef10ec4c3614a0f659d2f1e2037c5268c.pdf

まあこれで大体言いたいことは言ってくれているのであまり私から補足することもありません。

私は以下は全て「偏見」と考えています

・屋外であってもコロナウイルスは強い感染力を持つ

・ランナーは飛沫をまき散らしているので非ランナーよりも感染源になる

・バスクランをすることで感染予防に役立つ

・バスクランしていない人はエチケットやマナーを守ろうとしない無法者

少なくともどれも科学的に証明されておらず、これを根拠に人を攻撃することは「差別」であると考えます。

・有名人の人がはあはあしてるアホランナーとツイートする

・すれ違う人がマスク無しランナーに恐怖心を抱き、必要以上の距離をおく

・マスク無しランナーに心ない言葉を浴びせる

じゃあマスクしたらいいやん?と思われる方もおられるかもしれませんが、それでは解決にはなりません。

偏見が残っている限り、差別がなくならないからです。

差別が起こるときに私たちが変えなければいけないのは「差別をする側の考え(偏見)」です。

このような差別で身体的・精神的に快適に走る環境が、不当に奪われており、これから続くかもしれない現実を直視すべきと私は考えています。

次回をバスクラン編最後にしようと思います。

さらにバスクランの本質と、シロスケがここまでバスクランにこだわる理由をお伝えします。

まとめ

・バスクランをやめる時期などだれも決めてくれない

・日赤の「コロナウイルスの3つの顔」は必見

・(バスクしない)ランナーは偏見により差別を受けることがある

・ 身体的・精神的に快適に走る環境が、不当に奪われており、このままではこの状況がこれからも続くかもしれないと考えています。

著者

シロスケ

人生100年時代を皆さんと健康に楽しく生きるシロスケのブログです。 脳神経外科専門医、脊髄外科学会認定医、大阪在住、2児の父、昭和60年生、2019年10月から本格的にマラソン、トライアスロンのトレーニングを開始。 目標はマラソンサブスリーとIronman World Championship出場です。

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