復調の兆しとRSウイルス
腱鞘炎の痛みからは順調に回復しました。
12月13日に発症してから、10日後に流しができるようになっています。
さらに翌日は流し4本。体の状態を確認しながら負荷を上げています。
ちなみにRSウイルスは乳幼児の呼吸器感染症として有名で、1歳までに半数が、2歳までにほぼ全員が罹患します。
感染力が非常に強く、飛沫感染することが知られています。
チビスケが鼻をたらしてゼーゼーしていたので、小児科につれて行きました。
簡易キットで検査を受け、すぐにRSウイルス感染と診断されました。
2歳のアネスケが幼児教室に通っており、この少し前からえらく鼻水を垂らしていたので、犯人と断定できます。
RSウイルスに限らず、子供達は(大人も?)家の内外で感染症のやりとりをするものなので、手洗いもしっかりしている中でこうなったのは仕方のないことです。
どんな感染症もそうですが、症状には個人差があり、アネスケのように症状の軽い場合もありますし、チビスケのように少し重めの症状が出る場合もあります。
初感染では重めの症状が出るので注意が必要です。
2歳以降も繰り返し感染しますが、風邪症状(熱発、鼻水などの呼吸器症状)が出るだけで済みます。
基本的には対症療法しかありませんが、しんどそうなら小児科で見てもらいましょう。
お年寄りに感染した場合も重い症状が出る場合があるので、うつさないよう注意が必要です。
12月28日にはまあまあのペースでjogができるようになっており、腱鞘炎は完治です。
ハーフとフルの違い
次に予定しているのはちょうど1ヶ月後の大阪ハーフマラソンです。
ハーフマラソンとフルマラソンの一番の違いはなんでしょうか。
フルマラソンには通称「30kmの壁」がある、ハーフにはそれがない、ということかもしれません。
マラソン経験者ならだれでも知っている「30kmの壁」。
これまでの私のマラソンでは練習不足の時には20km過ぎたあたりで壁が出現したこともありました。
もちろん本物の壁が出現するわけではありません。
それまでのペースを維持して走り続けるのが困難になる、という意味です。
それも、ゼーハーゼーハーして体がきつくなる状態ではありません。
心拍数や呼吸数は上がらないのに体が動かなくなってくるのです。
30kmの壁の正体の一つに、筋肉に貯蓄されていたグリコーゲンの枯渇が挙げられます。
筋肉に貯蔵できるグリコーゲンの量は概ね決まっています。
走るスピードが速くなるほどグリコーゲンの使用ペースが増加します。
同じスピードを維持しながらグリコーゲン使用ペースを少なくするためには効率のよい動作、代謝を鍛える(この表現はイマイチかも)等が有効と考えられますがそれはまた後日に。
30kmの壁を越えるためにはグリコーゲンを30km地点ではなく、最後の最後に使い切る、もしくは使い切らなければよいということになります。
11月の福知山マラソンではペースをゆっくり目に設定しました。
これにより、30kmの壁をなくすだけでなく、35kmからスピードを上げることに成功しています。
フルマラソンで良いタイムを出すためにはスタミナをつけることも重要ですが、それを活かすための厳密なペース配分がさらに重要ということです。
ハーフマラソンの練習
ハーフマラソンのペースではグリコーゲンの枯渇は起こらないので、そこまで厳密なペース配分は必要ありません。
はっきりいって気が楽です。
ハーフはスタミナやペース配分よりもむしろスピード重視です。
フルベストタイム(3:12)>>ハーフベストタイム(1:22)×2+20
であり、わたしは相対的なスピードはあることがわかっています。
ハーフマラソンは比較的得意なはずですが、一つ問題があります。
これまでは速く走る練習をあまり行っておらず、ハーフのスピードには体がまだついて行けないことが予想されました。
速く走る練習は故障のリスクが高いとされており、故障を避けるために意図的に速く走る練習を行ってきませんでした。
しかし、フルでベストが出て、体重もある程度減ってきて、jogのペースも少し上がったので、恐る恐るjog以外の練習も解禁することにしました。
心肺機能の向上、速く走ることに慣れておくための練習として、インターバルやペース走を少しずつ距離、速度を上げながら行いました。
もちろん基礎のjogは続けたままです。
ポイント練習として上記のような練習を行っています。
大阪ハーフには間に合うのでしょうか。
そしていよいよ、例の秘密兵器を使い始めます。
まとめ
・腱鞘炎は完治したよ
・乳幼児のRSウイルス初感染に注意が必要だよ
・感染力強いので高齢者にもうつさないように注意が必要だよ
・次の大阪ハーフマラソンにむけてスピード練習を始めたよ