マラソンとハーフマラソンのタイムの関係

ハーフマラソンbest  2016年 1月  1:22

フルマラソンbest   2016年 12月 3:15

これぐらいの走力だと フルbest=ハーフbest × 2 + 10~20分 が目安といわれています

この計算によりフルマラソンを走るにあたってのスピードとスタミナのバランスを分析することができます。

私の場合 3:15>>2:44 + 10~20分 という計算式が成立します。

ハーフのタイムを基準に計算するとフルは3時間切ってもよいくらいのスピードはあるということになります。

でもフルでそのタイムに到達していないということは、スタミナが足りないという診断になります。

大体の人はスタミナ不足です。

逆に、フルbest=ハーフbest×2 に近いような場合はスピード不足ということになります。

それぞれの不足を補う練習

マラソンでタイムを伸ばすためには、得意な分野を伸ばすことも重要ですが、苦手分野を補う練習をすることも重要です。

スタミナ強化のための練習はロング走(30キロ走、LSD:Long Slow Distance)

スピード強化にはインターバルや閾値走(しんどい一定ペースでの20~30分間走)

と考えています。この辺に関しては余り自信ないので間違っていたらすみません。

そこで私がどのような練習をしたのかというと、、、

まったく練習しなくなりました。

理由としては仕事が忙しい、専門医の勉強、大学院の研究、第1子の育児、職場が変ってトレーニング場所や時間の調整が難しくなった、他の楽しいことを見つけた(ウデマエXまでいきました)、と探せばいくらでもあります。

2017年8月に 3:50-3:59-3:51-3:45-3:27 でいい感じで5キロ走して以降、トレーニングをやめてしまいました。

その結果、1年あっという間に体重66→79kg(身長168cm)の肥満体型になってしまいました。

あーっっっ

肥満時代の記録

もともと太りやすい体質で米や麺類が大好き。

ストレスがたまるとたくさん食べてしまう性質でもあり、運動をしなくなるとすぐに太りました。

お腹がえらく出てました。

肥満でも楽しく過ごすことができて本人が満足なら何も問題はありません。

ただ、そのままにレースに出るのはおすすめしませんし、つらすぎました。

2018年11月 Ironman Malasia 15:49:21 

朝8時にスタートして0時前になんとかゴール。ランだけで6時間52分。

後日詳しくレポートしますが、このときの目標は冗談抜きで「死なずに帰ってくる」でした。

死にはしませんでしたが、しんどすぎました。

そして2019年1月大阪ハーフマラソン 1:33:40

どちらもつらいレースでした。

何が一番つらいかを考えました。

誰かと競っているわけではないのでタイムが遅いのは私にとっては大きな問題ではありません。

今までしんどかった強度が楽になっているのを感じることは持久系スポーツの楽しみの一つだと私は考えています。

その逆のことが起こっていて、今まで楽に感じていた強度をしんどく感じることがとてもつらかったです。

このつらさを取り除くためにトレーニングを再開しました。

そんなにしんどくて辛いなら全部やめてしまう選択肢もあるし、いつかそんな選択をする時が来るかもしれません。

でも、やめることができないのは持久系競技の魅力にとりつかれているからなのだと思います。

まとめ

・ハーフとフルのbestからスピードとスタミナのバランスがわかるよ

・私は明らかなスタミナ不足だったよ

・にもかかわらずトレーニングをやめちゃって79kgまで太ったよ

・しんどかった強度を楽に感じるようになったらホント楽しい

・逆はマジつらたんだよ

・だからトレーニングを再開したよ

著者

シロスケ

人生100年時代を皆さんと健康に楽しく生きるシロスケのブログです。 脳神経外科専門医、脊髄外科学会認定医、大阪在住、2児の父、昭和60年生、2019年10月から本格的にマラソン、トライアスロンのトレーニングを開始。 目標はマラソンサブスリーとIronman World Championship出場です。

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